年末のバイト

 昨年末に頼まれた技術用語の校閲した本がようやく出ました。
MITの「SEEING SCIENCE」の日本語版「科学の可視化の世界」です。「見えない」ものを「見える」ようにする科学の可視化の試みを紹介する図鑑で、最後の方は博物館のジオラマや宇宙起源の想像図やアートとのかかわりなど。
 校閲と言っても、翻訳、校閲、監修はプロが既に居るので、私はあくまで技術用語の妥当性の校閲のみの担当でした。未経験でしたが会社時代の最後の方の専門分野とかぶっていたのでチャレンジ精神で請け負うことにしました。
 前半の顕微鏡のミクロから広大な宇宙のマクロ、さらに可視光では「見えないもの」を「見える」ようにする辺りは自分の専門分野でもあったので違和感なく読み込めました。さらに宇宙や後半の数値モデルやアートとの融合の所は知らない事も多くて楽しい勉強になりました。
 頼まれた時は翻訳自体は気にしなくて良いと言われましたが、結果的には英語の原文を訳して、翻訳上がりの原稿を並べてのチェックになりました。とは言え英語の翻訳は今の自分には無理だなぁ~と思い知りました。機会があればチャレンジもしたいけど・・・

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