学び続けている辺り

養成講座のスタッフ2日目になりました。初日は初めての場所と配信セットアップ、講師との初顔合わせ、オンライン講座の進行など慌ただしく講義も上の空でした。2日目は自己概念・経験代謝というJCDAが最も大切にする「(ある意味)JCDAのありたい姿」だったので講師も力が入ってました。受講生の頃の私には今一つピンと来なかった辺りです。少し余裕が出て聞き始めた話の中では問いかけの意図の所はとっても参考になりました。これまでCLの感情を示す言葉を見逃さず拾って伝え返しやそこから問いをする際に、その問いの意図は深く考えて せんでした。問いの意図は二つあり、一つは相談者の経験の再現のための事柄への問、例えば「いつ、どこで、どんな風にその話を聞いたんですか?」。もう一つは感情を示す言葉を拾いながら、例えば「その時の悔しい気持ちって、どんな感じですか?」とその感情を現すのにもっと適切な言葉を問うことで、その感情の源になる相談者の自己概念を知る意図です。何れも経験代謝サイクルに必要な問いであり、また相談者の変化(コンサルティング前後)を意図する係わり行動なんですね!深いです。

一周回って…

4月からキャリアコンサルタント養成講座のスタッフの仕事を始めることにしました。キャリコンに関しては転職サイトの相談員や受験生サポートなど月に数回のペースで続けていますが、専門機関の様に周りのフィードバックが有る環境では無いため自分自身の成長を確認する機会がありませんでした。養成講座を出てはや2年、一周回って振り戻しの感はありますが、来年技能検定にチャレンジする事も考えると、一度原点に戻り受講生と一緒に学び、かつ自分のカウンセリングを試す機会として申し込みました。と言うことで来月から、企業研修の事務局、転職サイトの相談員、養成講座のスタッフ、受験生サポート、モノづくりラボ会議開催と何れも週1月1ですが合わせると結構忙しくなりそうです。しかも全てオンライン!昨年末に整備したテレワークインフラが十分活用できそうです。

ジョブ型の人事制度

先日大手メーカーの企業研修のオンラインサポートでジョブ型の話が出てました。今日のニュース(時事通信社)でも、「各ポストに必要な知識や経験、能力、資格を職務記述書に明記。これに当てはまる人材を年齢にかかわらず起用するのが特徴だ。社内外から専門性や意欲のある人材を集めやすくなる利点がある。」とありました。以前いた会社でも部長・課長の肩書は統括職だけになり、各自の属する職能バンドに見合った詳細な役割・能力・目標を逐次記入更新が求められていました。この記事の感じだと資格も含めより定量性のある個々人のプロパティが定義され、社内外で共通の基準で評価されるようになりそうですね。人事側いやもしかすると人事AI的には、より公平に適材適所を実現する未来を感じました。そんな時に人は心地よいのだろうか?とっても気になるところです。キャリコンの役割はこの辺りのメンタルサポートになるのかなぁ~☹️

初受験サポーターのグループ

昨日は初めて受験サポーターした時のキャリコン15回受験のグループの勉強会に参加してきました。コロナで受験が延びたために30回以上ロープレ練習をすることが出来た?せざるを得なかった歴史的なタイミングのグループです。受験後もその繋がりを大事にして、月に1回集まって勉強会をやっているそうです。苦難を福に転じただけでなく、こんな風に続く絆は羨ましいばかりでした。
勉強会は試験のインテイク15分の後の15分を加えた30分間のロープレ練習でした。参加された方も試験後全くキャリコンに触れる機会もなく参加するのに勇気の必要だった方やすでに相談業務をしているが自分の対応が本当に良いのかフィードバックが無く不安だった方など居られました。私も様々な方の価値感に触れられ心のストレッチが出来ました。

失業率の内訳から

キャリコンやFPの試験でよく出る雇用の指標として完全失業率があります。「労働力人口(15歳以上で働く意欲のある人)」に占める、「完全失業者(職がなく、求職活動をしている人)」の割合でしたよね。令和3年10月時点で2.8%だそうです。

普通はここで終わりですが、最近解いたCFPの試験問題でもう少し深く失業率を理解する事が出来ました。

先ず失業率は次の二つの要素からなるそうです。
【需要不足失業率】
景気変動で起こるもので。例えば景気悪化により、解雇されたりして求職者が増えるのに対して、企業が求人を控える事による割合です。

【均衡失業率】
一方景気と関係ない要因もあります。先ず企業が必要とする能力・スキルや年齢と求職者のそれらの分布が合わない「構造的失業」、さらに企業が必要とする人材と求職者がマッチングするまでの時間的なロスによる「摩擦的失業」の二つです。

例えば2009年においてはリーマンショックの影響後で 5 %以上の失業率に対して構造失業率の 4%とかなりギャップが発生しました。2015年ころにようやく両者が 3%台ほぼ一致するまで間は、摩擦失業の高い状態が続いたと言えます。

この時期は急な不況による就職構造の変化に対して、従来の業界分析や就活情報が通用しなくなり、求人側も求職者もその活動がうまく行かなかった時期と思われます。

このような摩擦的失業の原因となる情報の非対称性と呼ばれる部分を減らすために、求職者の側に立ち求職者の自己理解や職業理解を高めて過去の就活常識に囚われずに適切な選択ができるよう支援するのがキャリアコンサルタントの役割かなと思いました。大げさに言えば世界経済のダイナミクスの中での自分たちの役割ですね。

私自身にも大きな学び

先日ある企業の入社3年目の社員のキャリア相談を担当する機会がありました。新人扱いの導入期間が過ぎ、本格的に一人前の社員として扱わる4年目を迎えて独り立ちするための意識改革が求められる時期になります。そこで3年目の集大成として、これまで身に着けたスキルや新たに気付いた自分の強み・弱みなどを振り返ってもらい、残りの期間に経験したい自分に足りない部分の確認や今後の社会生活での不安などお聞きするのが私の役目になります。
担当した相談者は「社内研修で5~10年後のキャリアを考えるプログラムで自分はイメージが湧かず描けなかった。」との悩みを打ち明けてくれました。話すうちにこの相談者は入社で希望した部門と違った配属でありながら、今の仕事の中に新しい知識を得る楽しさや意外に向いている自分を発見したり、その部署に配属した会社の意図も理解するなど、与えられた環境の中での前向きな精神と適応性の高さを知ることが出来ました。ただ今の仕事は本来想定した分野では無かったこと、周りにロールモデルが居ないこと、この二つが悩みである将来のキャリアをイメージできない理由だと気づくことが出来ました。最後に、この入社前からの振り返りを通して、ご自身が大切されている価値観を実現するためのストーリーを想像することが将来のキャリアをイメージすることに繋がるのではと提案した所、是非やってみますと感謝してもらえました。
今回私自身にも大きな学びがありました。定期的に転職サイトの若者と接する機会はありますが、他にやりたいことがある訳でもなく、今の職場にうまく定着出来ずに離職する相談者が多い印象でした。今日の相談者は希望した分野ではなくとも、その仕事の意味の理解やそのなかで自分自身のやりがいをうまく見出していく理想的なケースでした。私自身のかつての経験ではなく今の現役社員にそんな話を聞くことができたことは、とても貴重な経験となりました。

自己分析サポートの小さい節目

転職サイトの相談員を始めてもうすぐ1年になります。昨日で自己分析サポートのプログラムに関してはちょうど10人目でした。1時間枠で2つのアセスメントシート(価値観を示すキーワード選択・入社以来のモチベーション曲線作成)により、ご自身が「どのように働きたいか」と「自分の強み弱み」を分析し、自己理解を深めることで自分に合った業種・職種の選択やうまく言語された自己PRへ繋げるのが目標です。
まだ数は少ないですが、相談者は20代~30代で女性がやや多め、業種はIT系企業とSEと営業が多く、働きながらの検討中の方とすでに退社あるいは予定で就活中の方と半々くらいといった感じです。
 特徴的なのは、働きながらの方はやはり気持ちに余裕があり、自分を振り返る良い機会として利用してくれている様子で、一方就活中の方はエントリーシートを送ったが応答が少ないなどの就活の方向性に疑問を感じて自己分析をみ直しているためか、やや焦りや自己効力感の低下が見受けられました。
前者のタイプの方はスムーズに振り返りが進み自身の新たな発見もあり、今の会社の中でも生き生きと働ける可能性を感じてもらえた気がします。後者の方は、自己分析の中で辞めた経緯に関して他責に陥っている様子が多く、環境やライフスタイルを価値観を示すキーワードの上位にあげる傾向がありました。こういう場合は自身の振り返りが外に向いていることが多く、コンサルタントの力量が問われている気がしました。
因みに今日の相談者は30代女性の営業職で、担当先が変ったことで入社以来最も忙しくなり目の前の仕事を片付けるだけに追われて、このままでは無理で転職も考えたとの事でした。最初に遅い時間でお疲れ様と伝えると、ありがとうございますと優しい笑顔で感謝を伝えてくれ、自己分析の目的と内容を簡単に説明すると、自分は振り返りの機会があまりないので利用しましたと答えてくれました。ずっと接していて好印象でとてもコミュニケーション能力が高いのが判りました。最後にその能力を生かしながら周りと連携して課題を解決するときに自分の最も活躍できる姿をイメージしてもらえました。一方弱みは人に頼まれると断れないために一杯一杯に陥りやすい所ですが、ここは依頼される仕事の優先順位付けをうまく出来るようになり、仕事の取捨選択出来るのを目標にする事をお勧めしました。
 自己分析に関しては、その1時間の中での進め方は大分つかめて多少なりともお手伝いは出来るようになってきた気がします。さらに自己分析の結果を生かす次の行動へ向けての支援も興味が湧いてきました。来年は履歴書・エントリーシートの添削辺りも担当に挑戦したいと思っていきました。

サポーター活動の中での学び

 昨夜、今週末にキャリアコンサルタントの面接試験を受ける受験生のロールプレイのサポートをしてました。
 ほんの1年前は同じ受験生だった身分なので、一緒に学ぶ姿勢での参加ではありますが、やはり自らの試験の時のクライエント沈黙!なども紹介する機会もありました。
 その時に一緒に出たサポーターの方が受験生のロープレに対するフィードバックの中で、ご自身の実務の経験から悩みのある方は来談時に語る以外の複数の悩みを持っていることがあり、すこしクライエントの反応が乏しくなった時は「ほかに気がかりなことやお悩みはありますか?」と聞くのも良いかもしれないとお話しされていました。
 後で、私の面接試験のケースも来談目的の職場の人間関係以外にも何か抱えていたかもしれない、と新たな視点を教えてもらえました。これまで、その時の沈黙はクライエントの実は苦手な人間関係に対してアンナフロイトの防衛機制がかかっていたと理解することで結論付けていました。もしかしたら違った側面もあったかもしれない、あるいは他の悩みも聞くことで別な展開もあったかもしれない、と気づくことができました。本当の所は判りませんが、ありうることの引き出しは広く持てると良いかなと思いました。勿論サポーター仲間の方には感謝は伝えました。まだまだ学びは続く・・・

若者応援(自己分析4回目)

転職サイトの自己分析も4回目になりました。今回はキャンセル待ちで開始直前に滑り込んできた方で、アセスメントシートは未記入でしたがIT系と聞き最近の学びも生きるのではとちょっと期待を持ちました。4つほど会社経験があり一番長いのがIT系の会社でマニュアル作りだったそうです。前の仕事を離職してから3社ほど面接で落ちて、試験後にコミニュケーション能力の不足を指摘されたそうです。早速バリューカードをダウンロードしてもらい、大切と思うものを3つを選んでもらいました。順番に理由を聞きましたが、1番の能力を活用を中心に具体的な経験を含め聞きましたが、問いかけに対しての反応が乏しく心配なくらいの深い内省に入りました。ただこの能力の活用に関して徐々に語り始めると、その内容はシステムの運用で起こりうる問題を様々な視点や長い時間軸で予測する所は周りよりも優れていると感じていると自らの強みを語ってくれました。この深い内省力はこの方の強みと感じました。また同時に自分の世界に入り込みすぎて、周りとのコミュニケーションが疎かになる所は弱みと指摘されたのも納得しました。ただこの強みに今は弱みのコミニュケーションが少しでも向上できればかなり良い仕事が出来る人だと感じ、それを伝えました。面接でも自分の強みに関しては、事前にスラスラ答えられるように準備すればうまく行くのではとアドバイスしました。大分ラポールが進み話の応答も良くなったところで時間切れでした。この自己分析ですが、始める前は1時間は長いのではと思いましたが、毎回足りない感じです。今回のように事前のシート準備が不十分な場合と未だ背景がありそうな場合と何れも分析結果から先の目標設定までは行かないです。そこまでは期待されていないかもしれませんが・・・

この世界の奥はまだ深い!

キャリアコンサルタントの資格更新講習の知識講習の受講を完了しました。9章のテーマそれぞれにテキストと1~2つの動画と3問の習得確認テストがあり、好きな時間に在宅で受けれるので助かりました。とは言え動画は30分程度あり、見終わってからテストを受けると1~2時間はかかるので、ちょっとした合間というわけにもいかず、ずるずると延ばしていたら期限が迫りちょっと焦りました。昨日アクセルをかけて最後の3章ほど終えて、何とかテストの合格点(27問中19以上正解)を超えて、完了しました。結構問題は難しくて、テキストを改めて見直したのに誤答もありました。さぼらないようにしてる感じです。内容的には、後半はLGBTQ、メタルヘルス、発達障害、病気との両立、ネットワークの具体的な構築などヘビーな内容でした。まだ今関わっているのはほんの一部と気づかされる良い機会でした。講習単位としては9時間ですが、この世界の奥はまだ深い!