オンラインTIPS

オンラインで仕事を始めてから学んだ様々なTIPSを逐次紹介しようと思います。


・ Zoomの画面共有機能「第2カメラのコンテンツ」

 人生すころく「金の糸」をオンラインで知り合ったキャリコン仲間で出来ないかと思っていたら、Zoomの画面共有機能にある第2カメラのコンテンツが使えるのに気づきました。通常のカメラに加えてもう一台カメラを追加して、第2カメラですごろくシートを映すと他の参加者も同じシート上のすごろくでゲームが出来ると判りました。すごろくに限らず何か利用範囲が広がる可能性も感じました。=>実施例

・「UDトークとPowerPointによる聴覚サポート」

 オンラインサービスで参加者の理解すなわちアクセシビリティ向上を目的とした「字幕とライブ文字起こし」が導入されつつあります。これらうまく活用すると聴覚障害の方がオンライン研修を受ける際のサポートに結びつきます。Zoomでも「字幕とライブ文字起こし」に対応する機能が付加されていますが、残念ながら文字起こしの日本語対応が行われていません。そこで外部の音声認識アプリとの連携による、字幕サポートが有効です。私も使う機会がありましたので紹介させて頂きます。UDトークと言う無料のアプリですが、思いのほか認識精度が高くオンライン研修でも活用できたのでここで概要を紹介します。=>実施例
 結論としては、現時点ではUDトークのZoom連携とPowerPointの字幕サービス活用が聴覚サポートに最も有効と思われます。

・「オンラインに適したカメラの画角は?」

 Webカメラの多くは広角と高解像度を売りにしています。確かに会議で複数のメンバーが入り、かつそれぞれの表情が判るようにするには110°以上の広い画角と高解像度が必要です。ただ対面や研修などで自分自身の姿のみ映すには、実は広角カメラは必ずしも向いていません。広角だと視野が広すぎて、映る顔が小さすぎたり、バーチャル背景無しだと部屋の様子が映りこんでしまうなどの問題が出てきます。
 結論としては、「個人を映すには60~80°程度の画角が適している」です。この結論に至るまで試行錯誤で購入した3台のカメラでの実験検討結果を紹介しました。

・「オンライン会議に必要なシステムスペック」

 オンライン会議をスムーズかつ安定に開催するために、そこで使われるPCや通信環境の能力が十分かどうかはとても重要です。オンラインツールのZoom、Teams、Webexが公式サイトで紹介している必要スペックをまとめました。
 結論として「PC:Intel系2コア/2GHz/RAM4GB、通信:4Mbps」が必要最小スペックです。またスムーズな動作にはi5以上、同時に使うアプリが多い場合はRAMは8GB以上が推奨です。
バーチャル背景を使うにはCPUの能力がさらに必要になります。Zoomサポートでは「Intel系i5以上、それ以外は8 コア以上、2.0 GHz 以上」とされています。私の所有する2万円台のCeleronベースのPCではぼかしは全滅でバーチャル背景にはグリーンバックが必要でした。最新のZoom(5.13.4)ではぼかしもバーチャル背景も使用可能になりました。結果報告をアップデート致します。参考までにグリーンバックを用いたバーチャル背景の設定方法も紹介します。

・「現在使用しているシステムのスペック確認方法」

 今自分が使っているシステムのスペックを確認する方法と、実際に使用状況でリソース(CPU能力、メモリ、通信レート)が足りているかのモニター方法を纏めました。=>確認方法

不明点等やご興味がありましたら是非ご連絡ください。メール


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